坦雪埋井(たんせつまいせい)の経営
中国・唐時代の言葉に「坦雪埋井」があります。文字通り「雪を担いで井戸を埋める」ということです。その意味するところは、井戸にいくら雪を投げ入れても、雪は井戸の中で瞬時に融けてしまい、井戸を埋めることはできない。つまりいくら努力しても成果の出ないたとえを意味しています。
しかし、その後、この言葉はわが国に伝わり、禅僧などによって、反対の意味として使われるよになりました。すなわち、たとえ無理だとわかっていても、それを無心でやり遂げる行為そのものが尊く、そのうちに大きな成果につながるのだという解釈です。
企業経営も、坦雪埋井のように一筋縄でいくものではありません。こつこつと地道に継続して取り組んだ先に、“成功” “発展”が待っています。
当事務所は、そんな中小企業の経営に最も近い、マネージメント・パートナーとして、今後とも尽力してまいります。